元々は古民家住宅だったお家を和食店にリノベーションしました。
旬を使った料理だけでなく、古民家という空間で過ごす時間もおいしく楽しんでほしいというオーナー夫妻の希望で、できるだけ既存躯体のポテンシャルを活かすデザインになりました。
高い天井とそれを支える梁と柱が、この建物が過ごしてきたこれまでの時間を感じさせます。モルタル床とフラットに押さえた漆喰壁のソリッドさは繊細な和食にあわせた選択。オープンなロングカウンターは料理をつくるオーナーさんの姿もひとつのデザインとして加えてくれます。
廃材を利用した門構えと開くと黒板&看板になった玄関扉。道端にあるお地蔵さんが目印の路地裏にある小さくて素敵な小料理店になりました。
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