バーバー泰吉のオーナーご夫妻が同じ建物の1Fで始めた立ち飲み酒場。
スタイリッシュというよりは、雑多で色んな人が集まって声出して笑い呑めるお店にしたい。そんな希望で「なんとなくその場の在りもので継ぎ合わせてつくっちゃいました。」みたいな、ざっくりして、ちょっと懐かしい雰囲気のお店作りをしました。
カウンター側の壁は構造用合板とOBS合板をランダムに。奥の壁は職人さんのさじ加減に任せながら杉板を鱗貼りしました。
カウンターにも継ぎ合わせの美学を。天板は足場板の継ぎ合わせ、付台の立ち上がりには奥さんお気に入りのタイルを貼りました。吊り棚も角材をその場で打合せしながら組み合わせ、別の現場から出てきた欄間を意匠としました。
ライブ感満載の中、パッチワークで作ったお店は、これからどんな人々の人生模様を継ぎ合わせていくのだろう。
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