京橋にある昭和25年創業、焼き肉、ホルモン鍋の老舗「富鶴」の新店。古民家というポテンシャルを生かしながら新旧のデザインを織り交ぜながらリノベーションしました。
エントランスのテーマは「おばあちゃん家の庭」。もともとは裏庭だった場所を素朴な雰囲気を残しつつ、懐かしくて暖かい玄関庭に改修。
店内のテーマはそれとは真逆な「スタイリッシュモダン」。JAZZが流れる真っ黒の空間と合板の木テーブルに肉とワインがよく似合います。
厨房レイアウトも衛生面を考慮し、赤身とホルモンを別々に処理できたり、回遊型にしてスタッフが気持ちよく働けるようになど、見えない工夫を凝らしました。
大衆のためのお店を目指した創始者と、それを守り続けるためにチャレンジを決意した現オーナーさん。そんな二人の想いが交差して明日につながっていく。そんな未来への架け橋のようなお店になりました。
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